比べてみました
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商品掲載ページ上段にある
「知っておいた方がいいお話」の続編です。

画像を見ていただきたいので、
ここではあまり込み入ったお話はせずに、
補足説明だけで済ませます。

<加工レベルの説明>
未加工とは
→大型工作機械で平面を出しただけ
アマ加工とは
→サンディングペーパー400番でオイル塗装、唯一丁寧な加工をされているクリエイターさんでもここくらいかな、と推測しています。
プロ加工とは
→サンディングペーパー3000番の後、下処理、独自配合のオイルで塗装

<サンディングペーパーの番手について>
ペーパーには番号があり、数字が大きくなるにつれて目が細かくなります。
つまり400番より3000番で仕上げる方が綺麗です。
が、400番から一気に3000番に上げることはできません。
大型工作機械の加工跡を消すにはまず60番から始めます。
60-80-100-120-180-240-320-400-600-800-1000-1200-1500-2000-3000
と徐々に番手を上げていきます。

<斜めからの撮影について>
強い光を当てて斜めから撮った画像が表面の状態を最も分かりやすく伝えてくれます。
大体のクリエイターさんは斜め画像どころかそもそもの光量が足りておらず、一般の方にとっては加工レベルの判別が難しいかもしれません。
斜めから撮ってるけど加工はしていないというクリエイターもいますが、これは一目瞭然で判別可能です。

<ギトギトについて>
表面の凸凹が大きければ大きいほど、染み込むオイルの量は多くなります。
凹みの底と壁、さらに凹みに溜まった木粉にオイルが染み込むからです。
単純にペーパーの番手が細かくなるほど、凹凸も小さくなります。
染み込むオイルの量が多ければ多いほど、木の色は濃くなります。
未加工→アマチュア→プロで木の色が徐々に薄くなる(ナチュラルになる)のは、加工精度が上がる→凹凸がなくなる→オイルの吸い込み量が少なくなるからです。
オイルの吸い込みによって濃くなってしまった色のことを「濡れ色」と言って、一般的にはこれを避ける作家の方が多いように思います。

<経年変化について>
オイル塗装がなされた木材の経年変化とは主にオイル層の酸化によるものです。
紫外線の影響も少なからずあります。
木そのものは1年や2年で変化する素材ではありません。
とはいえ当然、それは使用環境にもよります。
経年変化=オイル層の色の変化、なのでオイルを吸いこんでいる木材ほど、色がくすんで暗くなり、そのスピードも早くなります。(画像20枚目を参照)。
結では「経年変化を遅らせる」ことが重要だと考えています。
さらに付け加えるとしたら、「美しく経年変化させる」ことも重要だと思います。

<桧の経年変化について>
ヒノキのような白い材の方が経年変化(オイル酸化による腐色・黄変)の影響を受けます。
トチやカエデなども同様です。


最後に、
お若い夫婦がワクワクしながら箱を開けて、未加工の木を手にします。
たぶんそこに「わぁ!すごい!」という感動はないでしょう。
一生に一度の節目を彩る大切な木工品なのに。
これは木工業界にとって大きな損失だと思っています。
この夫婦が将来「好みの作家から無垢の家具を買う」という行動をとるでしょうか?
プロレベルでなくてもいいんです。
せめて「もっとキレイに作るにはどうしたらいいのかな?」という工夫と努力ができるクリエイターが一人でも増えればいいのにな、と思っています。

¥100税込

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