商品掲載ページ上段にある
「知っておいた方がいいお話」の続編です。
画像を見ていただきたいので、
ここではあまり込み入ったお話はせずに、
補足説明だけで済ませます。
<加工レベルの説明>
未加工とは
→大型工作機械で平面を出しただけ
アマ加工とは
→サンディングペーパー400番でオイル塗装
プロ加工とは
→サンディングペーパー3000番の後、下処理、独自制作のオイルで塗装
個人的にはアマ加工レベルでも十分だと思っていますが、
3段階に分けた方が分かりやすいです。
<サンディングペーパーの番手について>
ペーパーには番号があり、数字が大きくなるにつれて目が細かくなります。
つまり400番より3000番で仕上げる方が綺麗です。
が、400番から一気に3000番に上げることはできません。
大型工作機械の加工跡を消すにはまず60番から始めます。
60-80-100-120-180-240-320-400-600-800-1000-1200-1500-2000-3000
と徐々に番手を上げていきます。
<斜めからの撮影について>
強い光を当てて斜めから撮った画像が表面の状態を最も分かりやすく伝えてくれます。
逆にこの「斜めから」の画像がないのは、撮れないから、だと思います。
この「斜めから」が撮れるということは、しっかりと加工ができている証拠です。
結の他にはお一方しかいません。
<光量について>
今回は蛍光灯をメインに北向きの窓から彩光した柔らかい日光を補助的に当てています。
いつもの撮影場所で撮影した画像は、いつも通りの状況、
どちらもiPhone16proにて撮影しています。
<ギトギトについて>
表面の凸凹が大きければ大きいほど、染み込むオイルの量は多くなります。
凹みの底と壁、さらに凹みに溜まった木粉にオイルが染み込むからです。
単純にペーパーの番手が細かくなるほど、凹凸も小さくなります。
未加工→アマチュア→プロで木の色が徐々に薄くなる(ナチュラルになる)のは、オイルの含浸量が違うからです。
オイルが吸い込まれれば吸い込まれるほど、木の色は濃くなります。
これを通称「濡れ色」と言って、一般的にはこれを避ける作家の方が多いように思います。
<経年変化について>
オイル塗装がなされた木材の経年変化とは主にオイル層の酸化によるものです。
紫外線の影響も少なからずあります。
木そのものは1年や2年で変化する素材ではありません。
とはいえ当然、それは使用環境にもよります。
経年変化=オイル層の色の変化、なのでオイルを吸いこんでいる木材ほど、色がくすんで暗くなり、そのスピードも早くなります。(画像20枚目を参照のこと)。
結では「経年変化を遅らせる」ことが重要だと考えています。
さらに付け加えるとしたら、「美しく経年変化させる」ことも重要だと思います。
以上です。
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